57歳 女性 親友と縁をきった

一年弱前に熟年離婚をした57歳女性です。

新しい生活のスタートにあたり、今年は様々なものと縁を切りまくってきました。

離婚によって、夫、そして夫の親兄弟と縁が切れたことは、本当にスッキリ爽やかで、こんなにも気分よく生活できるんだということを日々かみしめています。

未婚で子どもを産んだ娘と孫のサポートをしながら3人で同居していますが、娘も孫も、それぞれにいろいろなことがあったので、すべてリセットして、新しい土地で新しい生活を始めようということになりまして、数か月前に隣の県に引っ越しをしました。

30年近く暮らした場所を離れるにあたり、仲良くしていた友人関係も、ばっさりと縁を切ってきました。

一緒に旅行をしたり、ランチをしたり、愚痴を言いあう仲良しの友人が数人いたのですが、みんなそれぞれ年を重ねるにつれ、姑の立場になったり、ご主人と死別したり、いろいろな状況の変化によってものの考え方なども変わってきてしまって、私としては一緒にいても苦痛でしかない存在になっていました。

少しづつ距離を置くようにはしていましたが、その中の一人は、ものすごく世話になって、苦しい時にずいぶん助けてくれた人だったので、恩返しというわけではありませんが、感謝の気持ちをこめて、ずっと仲良く付き合ってきました。

もちろん、一緒にいてとても楽しい人だったから、20年以上友だち関係でいられ、唯一親友と呼べる人でした。

でも、その親友がご主人を病気で亡くしてからは、喪失感が強すぎたようで、心を病んでしまい、本人無自覚のうつ状態がずっと続いていました。

私は、世話になった人だし大好きな人だったから、出来るだけのことをしてきました。

でも、うつ状態の人と長く付き合うと、こちらも心が病みっぽくなってしまうので、元気でないと対応できません。

私が離婚で何かと大変な時期でも、毎日のように連絡して来て、彼女のことが負担になっていました。

なので、娘と孫も一緒に引っ越しという話が進んだ時は、これで自然に縁を切れると、嬉しい気持ちでした。

還暦まであと数年というこの年齢で、こんなに大規模な人間関係の断捨離をするとは、まったく予想だにしていませんでしたが、まったく後悔はなく、とても爽やかな気持ちで、心も軽くなったというのが正直な感想です。

親友という存在がなくなったけれど、寂しいとか、一切ないです。

離婚にしても、引っ越しによるリセットにしても、その場所で、その人たちのなかで、精一杯頑張ってきたという自信があるので、結果的には縁を切ったという表現になると思うのですが、私的には、卒業と捉えているので、次の新しいステージへ進むための区切り目という感じでしょうか。

逃げるための縁切りではなく、次へ進むための縁切りであると、考えています。

娘も職場を変え、孫も転校を初体験し、それぞれが今までの生活をリセットしての新たな生活は、大変なことも、もちろん山盛りあります。

でも、それぞれが縁を切って捨ててきた分、とても身軽になって、フットワークも軽い気がします。

新たなる良い縁を結べるように、前に進んでいきたいと思います。