体験談

36歳女、物を売ってお金を工面

二十代の頃は今よりも貧乏で、正にその日暮らしというような状況でした。そのため、支払わなくてはならないものがあるのにお金がないというような状態にもよく陥っていたのです。そんなときに、携帯料金が引き落としの口座の残高不足によって支払うことができずに携帯電話が停まってしまったのです。自分のなかでは足りるようにとお金を入れていたはずなのに、実際はネットで購入したものを携帯料金と併せて支払うようにしていたので、いつもよりも料金が高くなっていたのです。
仕事の連絡で携帯電話は必須だったため、何とか携帯料金を工面しなくてはとしましたが、余っているお金なんてありません。そこで、リサイクルショップでものを売ってお金を作ることにしました。服やダイエット機器、車で通勤などしていたため、乗らなくなった自転車などをうりましたが、五千円にも届きません。親もお金がありませんでしたし、近くに住んでいる祖母も高齢のためお金を貸してなんて言えなかったのです。
それでも何かお金になるものとを考えているときにピンときました。私は祖母の家に行って、部屋や倉庫の片付けをしてあげるから要らないものをちょうだいと持ちかけたのです。高齢の祖母はありがたいと掃除を任せてくれました。着なくなった着物やお土産品など捨てると言われたものは紙切れ1枚残さず持ち帰りました。祖母の近所の人も来ており、倉庫を長いこと片付けていないからと言われ、同じ条件で片付けを引き受けました。片付けは一日かかり、お礼にと二人から思いがけずに五千円ずつもらい、それだけでも助かったのですが、処分するものをまずはリサイクルショップでまとめて2000円ほどで買い取ってもらいました。
そして、二人が溜め込んでいた新聞やら本などは紙のリサイクル業者に持ち込んだのです。実は私の狙いはこれでした。新聞などは買い取ってもらえることを知って、溜め込んだ新聞類をもらったのです。キロで買い取られるため、軽自動車は新聞でいっぱいになりましたが、何と7000円ほどにもなったのです。さまざまなことをしてようやく貯めた二万円は携帯料金にあっという間に消えたいきました。人は極限になると一日や二日で二万円工面することも出来るのですね。