煩わしい親族と縁が切れたことにスッキリしています。父は長男で祖母の面倒を見ていたのですが、病気のために早くに亡くなり、その後、血のつながらない母がずっと祖母の面倒を見ていました。その子供たちが祖母の所に来てはお金をせびり、しまいには私たちに金を貸せというような厚かましい人たちでした。祖母の具合が悪くなっても、お見舞いに来たと言ってはどんちゃん騒ぎをしていくことも当たり前で、還暦を過ぎたような人たちが何をしているんだろうと、あきれてもいました。その叔母たちが帰った後の祖母の体調不良と言ったら半端なかったです。自分の親を殺す気かと思いました。どんな育て方をされたらこんな風に育つんだろうと、自分の叔母ながら不思議に思っていました。祖母は私たちにはすごく厳しい人でした。母とそりが合わなかったという事もあるんだと思うのですが、優しい祖母とは言えませんでした。それなのに母に祖母を押し付けるという叔母たちの気持ちが今でもわかりません。祖母が母を馬鹿にするので叔母たちも当然、母を馬鹿にしてこき使っていました。私たちは家を出ようと母に行ったのですが、子供を路頭迷わすことはできないと思ったのか、自分が家のローンを払い続けているのに、出ていくのが嫌だったのか、結局家を出ることはありませんでした。そうして耐えることが続き、とうとう祖母が亡くなりました。案の定、遺産の問題でもめることになり、泥沼になりましたが、それが解決したと同時に二度と家に来ることはありませんでした。もうあの人たちと付き合わないで済むと思うと、本当に楽な気持ちになり、今は心から幸せを感じています。今でもたまに夢に出て来ては、うなされて泣きながら目が覚めることがあります。それだけ自分の中では大変なことだったのだと思います。結局、祖母がかわいそうな気がしますが、そういう子供に育ててしまったので仕方ないのかなと思います。今でも母が仏壇の面倒を見ています。父方の親族との縁は、ほぼ切れてしまいましたが、寂しい気持ちはなく、本当にほっとしています。