30代の地方に住むい会社員男です。これは大学生時代に付き合っていた方との話ですが、地方から関東の名前の知れた大学に入学した私が彼女と出会ったのは3年の時でした。サークルの後輩として1年の時に入ってきた彼女とは出会ってそれほど時間をかけずに交際を始めました。3年の時の1年ですが、浪人して大学に入った自分とは3つ歳の差があり、その差が妙に可愛さを引き立てていました。彼女とは人生で一番長い交際期間で、恐らく5年ぐらい付き合っていました。別れたきっかけは、就職先転勤で九州地方に住まいを移さなければならなくなったことでした。大学卒業後社会人になっても付き合いは続けていたのですが、正直その頃にはマンネリでした。そのタイミングで転勤になり、当時の自分の気持ちとして一番合うのはホッとです。解放されるという意味合いが大きかったかもしれません。それでも離れて3ヶ月ぐらいは遠距離もしていました。しかし、あまり筆まめな方ではない私はメールでの連絡も億劫になり自分から連絡をしなくなってしまいました。一番の別れのきっかけは関東に住んでいる彼女がある日突然訪ねてきたことでした。普通なら感動してしまうでしょう。しかし、私は引いてしまいました。もちろん体裁は嬉しいフリをしましたが、心の中でもなんの抑揚もない自分に気づきました。彼女が帰って2日ぐらいに別れを告げました。かなり難航したのを覚えていますが、結果的に彼女の先輩にもあたる私の親友の説得もあり、完全な縁切りとなりました。今にして後悔していることはいくらでもあります。今の自分を見て、あの決断が良かったことなのか、自分と会う為だけに何も考えずに何時間もかけて来た彼女に、それまでの付き合いを振り返りもせずただ別れを告げたことが本当に正しいことだったのか、今でも考えずにはいられません。人生の中で、精神的にも身体的にも本気でつきあうことはあまり何度もありません。その出会いを大切にして欲しいです。