初めまして。35歳女性です。今から5年前になりますが、縁を切らせていただいた友人が一人いますので、そのお話をさせていただきます。 彼女と出会ったのは7年前でした。化粧が濃く派手な風貌の女性(仮名ゆうか)を別の友人を介して紹介されました。彼女は以前ギャルだったことがわかるくらい派手な雰囲気なのにも関わらず、英語も北京語も堪能で、そのギャップが非常に面白い人柄でした。オープンな性格だったのですぐに打ち解け、一緒に海外旅行まで行く中になりました。私も英語は喋れるので、その辺気があって旅行に行こうということに。 外出するのが好きで、お喋りが好きで、飲むのが好きで、誰かに出会うのが好きで、いかにもパーティーガールという感じで、最初は楽しく友人として付き合っていました。 ある時から、私の仕事が忙しくなり、夜遅くまで残業をしたり、休日でも仕事に集中しなくてはいけない日々が続いたのですが、ゆうかは全く私の状況を理解してくれず、忙しいと行っても毎日のようにご飯や遊びの連絡が来ました。彼女の大の欠点は、異様なほど寂しがり、人に依存してしまうというところだったのです。しかも彼女は誰かと時間を過ごしたいがために、ろくに仕事もせず、唯一のバイトでさえよく仮病で休んでいました。仕事に対する価値観も全く違っていたのです。 付き合いが長くなるにつれ、価値観の違いに違和感を感じ、少し距離を置こうと思い始めたのですが、それでも毎日メールの嵐です。遅くに仕事が終わり疲れた状態の私に、「今から〇〇に来て」と言うのです。私が素直に事情を説明して断ると凄い剣幕で電話がかかってきて「仕事と友情どっちが大事なの?」というセリフが始まり、そこから延々と口汚く罵られました。 それがきっかけでもう限界となり、30にもなって大人の付き合いのできない友人は私自身にも何の意味もないと思い、サクッと縁を切らせてもらいました。私にとって友人はとても大切なものですが、尊敬できなければ意味がありません。ためらわずに縁を切ってよかったなと思った出来事です。