私が縁を切ったのは友達だった人です。彼女とは友達作りアプリで出会いました。私は以前、そのようなアプリで出会った人にネットワークビジネスの勧誘をされたことがあり、非常に警戒していました。しかし、アプリで彼女のプロフィールを見ていると、彼女も過去にそのような勧誘を受けて不快な想いをしたと分かり、この人は信用出来ると思いました。また、彼女は車椅子に乗っていて、障害を馬鹿にしない人と出会いたいとのことで、きっと心優しい人なんだろうと思いました。それから実際に会い、色々な所にお出かけするくらい仲良くなりました。そんなある日のことです。彼女から「一緒に旅行したい」と言われました。既に友達になって半年が経っていたので、旅行でもっと仲良くなれるだろうなあとワクワクしました。しかし、旅行でその期待は裏切られました。まず、行きの新幹線でのことです。どこ行こうかと話しながら、事前にスマホで調べてきた飲食店の食べログを見せました。だけど彼女は「あ、ごめーん、何も調べてきてないw」と言いながらスマホでYouTubeを観ていました。更に、「そのお店って車椅子で入れんの?調べて?」と丸投げでした。あれ、これ大丈夫か?とちょっと不安になってきました。更に、旅館に着いてから「温泉って車椅子で入れるのかな?」と聞いてきたのですが、自分のことなのに自分で確認してないの?とモヤモヤしました。ちなみに旅館の予約は私がしたのですが、私は予約する前に彼女に「旅館に聞いときたいことない?」と何度も確認しました。そして、何かあったら彼女も自分で問い合わせ出来るよう旅館の連絡先もLINEで送りました。なので、車椅子乗ってたらより身体のこと気にかけなきゃいけないのに何も自分でしてないのか…と疲れてきました。そして旅行二日目。私はキレました。観光している時に坂道がありました。車椅子での坂は危ない為、私は後ろから支えていました。その結果、腰に負担がかかり、疲れてきました。そして坂の頂上にあった椅子を指さし「ちょっと疲れたから座らせて」と言いました。しかし彼女は「えー、そこ虫いるじゃん」と言いました。人に車椅子押させといてそれか…でも虫は嫌だよな…でも何かな…と色んな気持ちが込み上げてきていたその時です。「ってか、後でこんな急な坂を車椅子で降りるの?危なくない?安全な道調べてよ」私の怒りは爆発しました。「は?自分でやれよ」彼女の方を見ると呆気に取られた顔をしていました。もうこの際どうでもいいと思い、ありとあらゆる不満を全部ぶつけました。彼女はただ「…ごめん」としか言いませんでした。その後空気は最悪でしたが、旅行から帰ってきてからも彼女からは何故か遊びに誘われました。最初はやんわり断っていましたが、耐えきれず、ついに連絡先をブロックしました。このことで後悔していることは、嫌なことを爆発するまで溜め込みすぎたことと、もっと彼女を知ってから旅行の計画を立てるべきだったなということです。(半年じゃ早すぎた)この話を聞いた人にアドバイスをするとすれば、人の為に何かをするのは良いことだけど、自分ばかりが頑張り過ぎないでということです。また、不満を言っても分かってくれない人は思い切って連絡先をブロックするのも有りだと思います。