現在30代半ばの二児の母です。わたしが縁切りにチャレンジしたのは今から12年前なのでまだ20代前半の頃のことです。23歳の頃ですが、当時家電販売店で正社員として働いてた時に一つ下のバイトの男の子と出会いました。とても気さくで人懐っこく面白い子だなぁと思い付き合いました。彼は女性と付き合うのは初めてだったようで、とてもウブでそこも可愛かったですし、若いこともあってかトントン拍子で結婚の話に一気に進みました。何度か彼の実家に行きましたが、お母様は離婚されてていないことをその時に知り、お父様は一流企業の社員で真面目で寡黙、兄弟も警察官と真面目な方、おばあさまも優しくして下ったのでわたしも結婚に前向きでした。しかし彼は正社員でなくバイトのまま、定職につかず、車の免許を取っても乗り慣れていないのにヤン車に乗り、結婚式場の下見なのにふさわしくない発言の連発で不信感を抱くようになりました。そして招待状を送った頃に新たなる事実がいくつか。わたしの親の紹介で婚約者の彼は仕事につくのですが、実は不真面目な態度で困っていることがつたわってきたり、おばあさまがわたしの嫌味を言ってたこと、お兄様が引きこもりであること、一番恐ろしかったことはお母様が離婚した理由は彼が家庭内暴力を起こして逃げ出したとのことでした。しかもそれを笑いながらいう彼に恐怖を覚えました。それと同時に今まで気にしていなかった部屋の汚さ、不潔さ、執着心、束縛の態度が露呈しました。親にそのことを話しても、今更婚約破棄はできないというのです。もうわたしは無理だと思い、悩んでた頃に「縁切り」という言葉を見つけました。どうすることもできなかったので。そしてたどり着いたのは「縁切り神社」の存在。京都にあると知り、わたしは次の休みの日に熱い夏でしたが一人新幹線で京都に向かい、神社へ。安井金比羅宮というところです。そして神社に行くと境内が狭いのにびっくり、そして縁切りしたいという絵馬のおどろおどろしさにびっくり。わたしは効果あると思い、私もお札を買い、縁切りの穴に入りお札を貼って手を合わせてきました。お守りも買いました。他にも縁切りの井戸という、奥まったところですがタクシーを使い行き手を合わせ、家に戻りました。すると今まで婚約破棄を反対してた両親がいきなり破棄を申し出る!と言い出し、彼の実家に行き、何か一悶着あるかと思ったらすんなり婚約破棄に。執着心のある彼もあっさりと受諾。メールも電話も変えて一切連絡なし。こんなことであれば早く縁切りに行けばよかったと思いましたが、その後彼はホストになってギャルの女の子と歩いてるという目撃情報のみで一切今は彼の消息は知らず、縁切り神社と縁切り井戸の効果はバッチリでした!